ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集「あるラバイの最悪で最良の災難」
「あるラバイの最悪で最良の災難」を読んだのでまとめていきます!!
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はじめに
ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集とは
2012/4/20に発売されたユダヤ人の聖典の一つである「タルムード」を日本語訳したものです。
その本には、お金、ビジネス、子供の教育など「タルムード」の説話に沿ってユダヤの考え方、実践的な知識を紹介している本です。
また、ユダヤ人文化を理解するためにも、とても大切な本となっています。
※ヘブライ語で書かれたものだけが聖典とみなされているみたいです。
今回は、このユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集の中にある
【あるラバイの最悪で最良の災難】というお話について、お話いていこうと思います。
あるラバイの最悪で最良の災難
はじまり
あるラバイが旅をしていた。
らばいは犬と羊を連れ、聖書を読むためのランプを持っていた。
1日歩き続け、日も暮れたので、ラバイはその夜泊まる場所を探し。
ほどなく粗末な納屋を見つけて、そこで寝ることにした。
就寝前の聖書
しかしまだ寝るには早いので、ランプをともして聖書を読むことにした。
すると、まだ残っていると思っていたランプのオイルが切れて
灯が消えてしまった。
最悪な出来事
その夜は、本当に悪いことが重なった。
連れていた犬が、毒虫に咬まれて死んでしまった。
次にオオカミが来て、羊を食べてしまった。
朝になって、ラバイは空腹のまま出発した。
乳をくれていた便りの羊ももういない。
ある村の異様な気配
少し歩いて、ある村の近くに来ると、ラバイは異様な気配に気づいた。
人影が全くない。よくみると、あちこちで村人が惨殺されていた。
前の晩に盗賊がやってきて、村を襲い、村人を皆殺しにして、金品を奪って行ったことを知った。
最悪で最良の災難
彼の恐ろしさに打ち震えながら思った。
もし
ランプが消えていなければ、彼も盗賊に見つかっていたはずだ。
犬が生きていたら、吠えてやはり見つかっていただろう。
羊も音をたてたに違いない。
全てを失っていたからこそ、自分は助かったのだと。
そこでラバイは深く悟った。
「どんなに災難が降り掛かろうと、人は希望を見失ってはいけない。
最悪なことが最良のだと、信じなければいけない。」
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このお話で伝えたいこと
このお話で最も伝えたいことはこちらです。
最悪の事態はそれよりもっと悪いことから救ってくれることかもしれない
物事には人知では伺うことのできない面がある
この説はでは
悪いことが重なっているように見えても
人知の及ばないところで、もっと悪い事態から救われているかもしれない。
というお話でした。
ユダヤ人は、世界で不幸な出来事が起こるのを最初に感じ取り、世界で幸福なことが起こるのを最後に味わう民族だと言われるそうです。
この表現は、ユダヤ人が常に別な見方をすることから来ており
良い時は、悪い時に備え決して浮かれず、悪い時は落ち込むことなく
神が最悪の出来事を防いでくれた結果と前向きに考えるそうです。
まとめ・感想
今回は、ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集 から
「あるラバイの最悪で最良の災難」という話を読んだので、まとめてみました。
この説話は、
どんな最悪なことが起こってもそれはもっと悪いことから救ってくれている
というお話でした。
ラバイのように何もなくなり、なんて日だ!!と思う中にも
考え方を変えることで、もっと悪いことから、回避しさらなるチャンスを
見つけ出せるかもしれません。
もっと悪いことから回避していることに??
いや違うか・・・・・
また一つ勉強になりました。
じゃーねまた
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